【F1ニュース】マゼピン、ハースのドライバーを失う可能性あり ウラルカリとの契約について検討中

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ニキータ・マゼピンはハースでのドライブを失う可能性があり、チームは来週にもウラルカリのスポンサーシップについて決断を下すことを明らかにした。

Haasはウラルカリのロゴとロシア国旗をマシンから外している

ロシアのウクライナ侵攻を受け、ハースは一夜にしてウラルカリのロゴとロシア国旗のカラースキームをマシンから取り外した。
チーム代表のグエンター・シュタイナーは、昨日、侵攻のニュースが流れたとき、チームは迅速に動いたと語った。彼はすぐにチームオーナーのジーン・ハースにこの問題を提起したことを説明した。

「私たちは非常に迅速に対応しました。率直な気持ちで対応したのことはご想像いただけると思います。ハース・オートメーションの本社はカリフォルニアにあり、9時間時差があので、ハース・オートメーションの役員とも連絡を取り、CEOとも話し、話し合いをしなければならなかったが、午後には準備ができたし、テストデイを終わらせたかったんだ。」

HAAS「ウラルカリがいなくなっても資金繰りに問題はなし」

チームは来週、ウラルカリとの提携を継続するかどうかを検討することになる。
シュタイナーは「来週には、法律的なことをすべて解決しなければならない。来週には解決するつもりだ」と語っている。

シュタイナーは、タイトルスポンサーであり、チームの予算に多大な貢献をしているウラルカリの喪失に耐える用意があることを強調した。
「財政的には大丈夫だ。チームやその運営、今シーズンの計画には何の影響もない。資金調達の方法はもっとあるので、その点では問題はない」と語った。

マゼピンはどうなる?

シュタイナーはウラルカリの最高責任者ドミトリー・マゼピンの息子であるマゼピンの将来について、「解決しなければならない」事項のひとつであることを確認している。

「何が起きているのか、すべてがここで決まるわけではない。ウクライナがどのように展開するか、状況を見る必要があると思う。」

シュタイナーは、ロシアへの侵攻に対して制裁を加えているアメリカ政府とは、チームとして何の接触もないことを確認した。現在までのところ、どの国の政府による公式な制裁も、我々のビジネスには何の影響も与えていない、と述べた。

マゼピン氏は、「厳しい顔をしていた」とシュタイナー氏は言う。

「自分の国だから気になるのだろう。保証はどこにもない。
前にも言ったように、われわれはただこれがどう展開し、どうなっていくかを見守る必要がある。この件にはF1チームだけでなく、政府も関わっているので、そちらから何が出てくるかわからない」

マゼピンのインスタグラムで発したメッセージ

ソーシャルメディア上の声明で、マゼピンは次のように述べている。
「今は困難な時期で、多くの言動をコントロールすることはできない。私はハースF1チームのために懸命に働き、ベストを尽くすことで、コントロールできることに集中することを選択します。皆さんのご理解とご支援に深く感謝します。」

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