2015年に続き2016年も年間の総集編です。
ここで出てくる順位はレースの着順ではなく、印象に残った無線の順位となっています。
それでは無線を和訳していきます!
- 10位 Lewis Hamilton ルイス・ハミルトン/Abu Dhabi
- 9位 Sebastion Vettel セバスチャン・ベッテル/Spain
- 8位 Daniel Ricciardi ダニエル・リカルド/Monaco
- 7位 Nico Hulkenberg ニコ・フュルケンベルグ/Japan
- 6位 Romain Grosjean ロマン・グロージャン/Australia
- 5位 Max Verstappen マックス・フェルスタッペン/Singapore
- 4位 Sebastian Vettel セバスチャン・ベッテル/Mexico
- 3位 Lewis Hamilton ルイス・ハミルトン/Malaysia
- 2位 Sebastian Vettel セバスチャン・ベッテル/Russia
- 1位 Nico Rosberg ニコ・ロズベルグ/Abu Dhabi
- お気に入りの英語表現
10位 Lewis Hamilton ルイス・ハミルトン/Abu Dhabi
メルセデス
エンジニア
(当時)
Lewis,this is Paddy.
We need you to pick up the pace to win this race.
that is an instruction.
ルイス、パディだ。
俺達はペースを上げる必要がある、レースに勝つために。
これは命令だ。
Paddy uh,I’m actually in the lead right now and
I’m quite comfortable where I am.
I’m losing the world Championship,
so I’m not really bothered if I win or lose this race.
パディ、うーん…、実際、俺がレースをリードしてるし、
完全に落ち着いてやっているんだ。
俺はチャンピオンシップを逃すかもしれない、
だからこのレースに勝つか負けるなんてことは
マジでどうでもいいんだよ。
レースをやっているのでペースを上げるのは当たり前で、
リードしているルイスがなぜペースを上げるのを嫌がっているかが分かりませんよね。
実はこのシーンではルイスは年間チャンピオンになるべく、わざと少しペースを落として走行していました。
なぜかというとこのレースで2番手を走っている暫定年間チャンピオンのニコロズバーグを
下位の混戦に巻き込ませて順位を落とさせようと画策していたのです。
ルイスの無線の相手はパディ・ロウ(Paddy Lowe)という技術部門を統括するエグゼクティブディレクターです。
技術部門のトップが説得していたということですね。
ルイスはこのレースで勝つことよりも、ニコをひきずり落したかったわけです。
うーん、なんとも凄いことをやるんですね。
結局、無線の支持は無視してペースを上げすに走り続けますが、ニコが2位でゴール。
ルイスはこのレースのには勝ちましたがチャンピオンシップはニコが獲得しました。
9位 Sebastion Vettel セバスチャン・ベッテル/Spain
If I don’t aviod that he’s just going straight for my car!
Honestly,what are we doing?
Racing or ping pon?
もし俺が避けなかったら、奴は俺に突っ込んで来たぞ!
まじで俺達は何をしてるんだ?
レースかピンポンしてるか分からないぞ?
8位 Daniel Ricciardi ダニエル・リカルド/Monaco
Woooooooo!Yeees!Yes!Yes!
Thank you guys.C’mon!
My time.My ****** time.
うおーーーーー!きたーーーーー!
ありがとうお前ら!やったぜ!
俺の番だぜ、クソやばいぜ。
7位 Nico Hulkenberg ニコ・フュルケンベルグ/Japan
See ya later!
お先に~!
追い抜きざまの一言。
See ya のyaはyou のことです!
6位 Romain Grosjean ロマン・グロージャン/Australia
エンジニア
Chequered flag Romain,Chequered flag.
Absolutly amazing dude!
チェッカーフラッグだロマン、チェッカーフラッグだよ。
マジで凄いってお前!
Guys,listen to me.This is win for us!This is a win!
Unbelievable for everyone,Unbelievable!
I don’t even know where we finished!Unbelievable!
お前ら聞いてくれ。これは俺達の勝利だ!勝ったんだ!
信じられないだーろな皆、信じられないっつーの!
俺は完走することすら知りもしなかったんだ、。 信じられないよ!
※デビュー戦ですので、初めて完走で初入賞。
5位 Max Verstappen マックス・フェルスタッペン/Singapore
Woah.
there is a GIANT lizerd on the track.
Yeah,I’m not joking-out of Turn3.
うぉ、
でかいトカゲがコースにいるよ。
うん、冗談じゃなくて3コーナーの外ににいたよ。
エンジニア
Face-to-face with Godzilla then mate.
ゴジラと会ったんだな。
Then
Thenは時制を表す副詞として使われています。
「その時」という意味ですが、過去だけでもなく未来の「その時」を表すこともできます。
その、トカゲ・・・結構でかいです。衝突してたら大事故になってしまったのではないでしょうか。
そしてレース中に冗談を言う余裕が良いですね!
4位 Sebastian Vettel セバスチャン・ベッテル/Mexico
He has to let me go.He has to let me go.
あいつは俺を行かせるべきだ。俺に譲るべきなんだよ。
エンジニア
OK Copy,stay calm.
OK了解だ、冷静にな。
Move!Move for****** sake.
He’s a ******,that’s what he is.
I mean,am I the only one or are you not seeing what I’m seeing?
He’s just backing me off into Ricciardo,****** me.
どけよ!どけよ!お願いだから。
あの野郎はクソだ、なんて奴だ。
つーか、俺だけなのかよ、俺が見てるものをお前は見てないの?
あいつは俺を下がらせてリカルドの前に行かせるんだ、ふざけんなって。
前を入るマックス・フェルスタッペンに邪魔をされて激怒している
セバスチャン・ベッテルの無線でした。
放送禁止用語連発!
ベッテルは for ****** (*に入るのはfuck’s)sake.がお気に入りのようで、
ことあるごとに言っていますね。
ちなみにsakeは酒(サケ)じゃありません。sake(セイク)です。
「勘弁してくれよー」、みたいなニュアンスですかね。
ちなみにベッテルは前を走るマックス君に(当時19歳)に怒り心頭でしたが、
相手のMAX君からはあまりにも汚い言葉遣いに対して「学校からやり直した方がいい」と言われてしまいました。
3位 Lewis Hamilton ルイス・ハミルトン/Malaysia
Oh no! Noooo!
まじかよ!よしてくれ!
無念のリタイヤ。
2位 Sebastian Vettel セバスチャン・ベッテル/Russia
Oh for ****** sake.Who the ******? Oh I’m out!
Crush somebody hit me in the ***** rear,Turn 2
and then somebody hit me it the ****** rear again in the Turn 3.
For ****** sake! Honestly!
What the ****** are we doing here?
おい、どうかしてくれ。どこのクソ野郎だ?あぁ俺は終わった!
誰かが衝突してきて俺のリアに当てたんだ、第2コーナーで
そしたらまた誰かが俺の後ろにまた3コーナーで当てたんだ。
どうかしてくれよ!マジで!
クソったれ俺はここで何してんだよ?
またもや、めちゃくちゃ激怒のベッテル。
放送禁止用語連発!
詳しくはこちらのブログに書かれていましたのでご覧ください!
1位 Nico Rosberg ニコ・ロズベルグ/Abu Dhabi
(奥さん)
Mucki amazing job,I’m so proud of you.
you did amazing!Woohoooooooo!
Mucki(※ニコのあだ名でしょうか)すごいよ。良かったね。
あなたはすごいことをやったんだよ。うふーー!
Nuppy we did it,Nuppy we did iiiiit!
Nuppy(※無線の相手、奥さんのあだ名でしょうか)やったぜ!やったんだ!
ニコの無線の相手は奥様のようです。
喜びの無線を聞いているだけで感動しちゃいますね。
この試合でニコはドライバーズチャンピオンになりました。
この動画(2016年総集編)の10位のレースの結果です。
お気に入りの英語表現
I’m so proud of you.
誇りに思う、という訳され方をしている人も多いようですが
やってたね、凄いねというニュアンスで使えます。
また感情を表す表現の場合、前置詞はofです。
proudという気持ちはyouから出てきたのでofを使うわけですね!
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